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短観でわかる物品賃貸業の需要

「短観」とは、「企業短期経済観測調査」の略です。日本銀行が四半期ごとに行う、景気の現状と先行きについての統計調査を指します。この短観を業種別に見ると、物品賃貸業が上位にランクインしています。物品賃貸業というのは、ユーザーが必要とする各種物品、産業用の機械器具、車、事務用機械等を調達し、それを貸し出す業種のことです。 契約形態によって、リースとレンタルに分けられますが、いずれにおいても重要性は高まっています。日本市場の急激な変化により、どのタイミングで何にどれだけ投資するのかが企業側の大きなポイントとなりました。需要に合わせて高額機械を導入しても、需要ピーク以外に活用できなければ損失となります。こうした企業側の悩みを解決するため、物品賃貸業の需要が高まっているのです。

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